一日の多くの時間を台所で過ごす方にとって、料理を手早く、そして楽にしてくれるちょっとした裏ワザはとても役に立ちます。産業給食のSTAVIによる以下の記事を参考に、便利なキッチンの裏ワザを知っておきましょう。
台所でよくある困りごと
台所は、慌ただしい一日を終えた料理好きの方にとって、いつも心が落ち着く場所です。一食ごとに少なからぬ手間と労力がかかるとはいえ、ここは料理への意欲を育み、一皿一皿に家族への愛情を込める場所でもあります。
毎日もっとも頭を悩ませるのは「今日の献立は、栄養が足りていて口にも合うものは何か」という問いで、これは特に大家族の場合や好き嫌いのある方がいる場合、決して小さくない負担になります。また調理の途中でも、ある料理の材料を買い忘れていた、別の料理の調味料が足りない、といった数え切れない困りごとに直面します。いざ作り始めると慌ただしくなり、台所は片づかず、油はあちこちに飛び散ってもすぐに拭く時間がありません。さらに、料理のにおいは体につき、家じゅうに広がってしまうため、早めの対処が必要です。
このほかにも、語り尽くせないほどの悩みがあります。そこで、こうした問題を解決し、台所仕事をより楽にするために、いくつかの必要な裏ワザを取り入れることが大切です。
時間を節約するために知っておきたいキッチンの裏ワザ
台所でのちょっとした裏ワザをいくつか知っているだけで、調理も片づけもぐんと手早く、軽やかになります。日々の料理を続けやすくするために、以下の便利な裏ワザをぜひ覚えておいてください。
1. ホワイトビネガーで油汚れをきれいに拭き取る
料理のたびに油がコンロ周りに飛び散り、見た目を損ねてとても不快に感じられます。まめに布巾で拭く方でも、落とせるのは一部だけで、油汚れは少しずつ残り、時間が経つと落としにくい膜になってしまいます。そこでおすすめしたいのが、台所に必ずあるホワイトビネガーを使って油汚れを落とす方法です。
ホワイトビネガーは、油汚れを効果的に拭き取ってくれる頼もしい助っ人です。ホワイトビネガーとぬるま湯を1対1の割合で混ぜ、スプレーボトルに入れて、コンロ、壁面、レンジフードなど油が付着した箇所に直接吹きかけるだけです。数分ほど置いて酢が油の層をやわらかくしてから、柔らかい布で拭き取れば、表面は見違えるほど清潔で明るくなります。この方法は油汚れを手早く落とせるだけでなく、においも取れ、安全で費用も抑えられるため、調理のたびに台所を気持ちよく整えておけます。
酢のほかに、食器用洗剤やレモンを使って油汚れを落とすこともできます。やり方はとても簡単で、布巾に含ませて油の飛んだ箇所を直接拭くだけです。
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2. にんにくの皮を超早く、きれいにむく裏ワザ
にんにくの皮を手早くきれいに、手にくっついたりにおいが残ったりせずにむくには、まず小房に分け、ふた付きの瓶に入れます。10〜15秒ほど強く振ると皮が自然にはがれるので、中の身だけを取り出せば完了です。あるいは、むく前にぬるま湯へ30秒ほど浸してから包丁で軽くつぶす方法でも、簡単に皮が離れます。
こうした簡単な方法は、下ごしらえの時間を節約し、台所をすっきり保ち、毎日の料理をより軽やかにしてくれます。
3. 辛い唐辛子を切るときに手を守る
唐辛子を切るときに手袋を使わない場合、ひりひりとした焼けるような刺激を避けるために、下ごしらえの前に手へ薄くサラダ油を塗っておくとよいでしょう。この油の膜が保護層となり、唐辛子に含まれるカプサイシンが直接皮膚に付着するのを抑えてくれます。
切り終わったら、食器用洗剤か石けんで手を洗い直すだけで、手はきれいになり、ひりひりする感覚も残りません。このちょっとした裏ワザは、特に辛い料理をよく作る方にとって、台所仕事をより快適で安全なものにしてくれます。
4. 油をはねさせずに魚をおいしく焼く裏ワザ
油をはねさせずに魚をおいしく焼くには、まずフライパンに入れる前に、ペーパータオルで魚の水気をしっかり拭き取ることが大切です。油がはねる主な原因は水分だからです。先にフライパンを温めてから油を入れ、その後、粗塩か少量の小麦粉をふり入れると、油はねを抑え、生臭さも和らげられます。
油が十分に熱くなってから魚を入れ、中火で焼き、片面がこんがりと色づいてから裏返します。このちょっとした裏ワザで、魚は均一にきつね色に焼き上がって崩れにくくなり、油が周囲に飛び散るのも抑えられるため、台所を常に清潔に保ち、料理がより楽になります。

5. 電子レンジのいやなにおいを取り除く
電子レンジのいやなにおいを取るには、レモン汁またはホワイトビネガーを混ぜた水を入れた器をレンジに入れ、3〜5分ほど加熱します。レモンと酢を含んだ熱い蒸気が、庫内にこびりついた汚れをやわらかくし、電子レンジにこもった不快なにおいを一掃してくれます。
その後、柔らかい布で庫内全体を拭き取るだけで、においははっきりと減り、電子レンジは清潔で気持ちよく使える状態になります。この簡単な裏ワザで、台所はいつも良い香りに保たれ、安心して使えます。
6. 鍋を磨いてぴかぴかにする裏ワザ
フライパンや鍋は台所で日常的に使う道具で、毎日おいしい料理を数多く作るのに役立ちます。しかし、油を使った調理と高温が続くと、鍋底は黒く焦げつき、黄ばんで、普通の水では洗い落とすのが難しくなります。そこで鍋をぴかぴかにするには、レモン、酢、塩といった自然の材料に重曹を合わせ、その混合液を煮立たせてから、鍋の汚れや黄ばみの部分をやさしくこすり洗いするか、じゃがいもと塩でこする方法があります。汚れは数回で少しずつ薄くなり、やがて消えていきます。

7. 料理を温め直しても乾かないようにする
電子レンジやノンフライヤーで料理を温め直すと、多くの料理は乾いて固くなり、おいしさが損なわれがちです。これを防ぐには、温めるときに小さなコップか器に入れた水を一緒に入れるだけで大丈夫です。水蒸気が料理の水分を保ち、やわらかく仕上げてくれます。このほか、昔ながらの方法ですがかなり効果的なのが、料理を炊飯器に入れて温め直すやり方で、使う人は少ないものの、料理が全体的に温まり、乾かずに済みます。
8. 手に残るねぎ・にんにくのにおいを取る
ねぎやにんにくの下ごしらえをした後、その強いにおいが手に長く残り、不快に感じる方は少なくありません。そんなときは、少量の塩かレモン汁で2〜4分ほど手をこすり、きれいな水で洗い流すだけで、においは目に見えて減ります。コーヒーかすがあれば、それを使って消臭することもでき、効果的なうえに手の肌がしっとりします。においが長く残らないよう、調理の直後に消臭するのがおすすめです。
9. 電子レンジを使わずに肉を素早く解凍する
急いで肉を解凍したいとき、多くの方は電子レンジを使いますが、この方法では肉が半煮え状態になりやすく、料理の品質に影響します。その代わりに、肉に少量の酢をふりかけて数分置いてみてください。酢によって氷が早く溶け、縁が煮えてしまうこともなく、自然にやわらかくなります。
10. 塩が固まってしまったときの対処法
塩は長く置いておくと、湿気で固まってしまうことがよくあります。これを解消するには、塩の容器に少量の米を入れ、ふたをして全体をよく振るだけです。米が湿気を吸ってくれるので、塩はさらさらになり、より長く保存できるようになります。これは、昔の人が塩を長期間保存するときに使っていた、昔ながらの知恵でもあります。
以上、調理も片づけもより手早くしてくれる、便利で役立つキッチンの裏ワザを10個ご紹介しました。暮らしに役立つ裏ワザをもっと知りたい方は、ぜひSTAVIをフォローしてください。
