日本人は食生活と科学的な習慣の維持により、平均寿命が世界で最も高い水準(約8歳長い)にあります。では、これほど印象的な数字を生む日本人の長寿の秘訣は、具体的にどのような要素によるものなのでしょうか。産業給食のSTAVIと一緒に見ていきましょう。
現在、産業給食のSTAVIでも、お客様、とりわけ日本からのお取引先様にご提供する栄養献立づくりにおいて、これらの秘訣を取り入れてまいりました。
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1. 野菜と魚をたくさん食べる
健康を保つため、日本人は常に魚と青菜の料理を多く取り入れた、バランスのよい健康的な食生活を組み立てています。日本人は魚介類、とりわけ魚がもたらす利点を重んじ、魚を好んで食べます。米国国立水産センターによれば、日本人一人あたりの水産物の消費量は年間平均55.7kgで(ほぼ世界最多)、アメリカ人の消費量は日本人の半分にも達していません。
それどころか、日本の若者にもっと魚介類を食べてもらおうと、同国の実業界や行政は、この問題に関する歌をあるバンドに制作してもらう支援まで行いました(歌詞には「さかなさかなさかな、さかなを食べると頭がよくなる」といった一節があります)。
研究によれば、魚には脂肪酸が豊富な種類があり、その他の重要なビタミンやミネラルも多く含まれているため、健康のために週に少なくとも2回は食べるのが望ましいとされています。栄養を最も保てる調理法は蒸すことと焼くことです。ただし日本人は、魚の鮮度と栄養をそのまま保つため、刺身のように生で食べる習慣をよく持っています。
科学者の評価によれば、日常的に魚を食べる人は、あまり食べない人より長生きします。魚にはオメガ3と良質な脂質が多く含まれ、心血管疾患のリスクを下げるからです。さらに、魚介類を多く食べることは、気分の改善、体型の維持、一部のがんや炎症の予防にも役立ちます。

長生きするための日本人の食習慣の秘訣
2. 海藻をよく食べる
国際連合の報告によると、日本国民が年間に消費する海藻の量はおよそ10万トンに上ります。日本人の食卓を実際に観察すると、20種類を超える海藻が日常的に使われていることが分かります。記録によれば、日本南部の沖縄諸島は 「百歳の島」 と称され、世界で最も海藻が豊富な土地とされています。
では海藻はどれほど体によいのでしょうか。成分の研究によれば、海藻には体に非常に有益な栄養素が数多く含まれています。海藻1袋には平均して3〜10gのたんぱく質が含まれます。また、バナナよりもカリウムが豊富な海藻もあり、これらはいずれも人の成長に欠かせない微量栄養素です。海藻は、天然のヨウ素を含む数少ない食品の一つでもあります。ヨウ素は、甲状腺が中枢神経系 の発達 を調節するホルモンを合成するうえで重要な微量栄養素です。さらに素晴らしいことに、海藻にはエストロゲンとエストラジオール(2種類の女性ホルモン)の濃度を調節し、乳がんのリスクを下げる働きがあります。ハーバード大学の研究者は、日本人の乳がん罹患率が極めて低いのは、海藻を多く含む食事によるものではないかと考えています。
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長生きするための日本人の食習慣の秘訣
3. 大豆食品を食べる
大豆は炭水化物、たんぱく質、良質な脂質の供給源であり、体によい栄養をもたらします。日本では、豆乳、味噌、豆腐、納豆(発酵大豆)など、大豆から作られたさまざまな食品が数多く用いられています。とりわけ納豆には、アミノ酸、酵素ナットウキナーゼ、ビタミンK2といった、人の寿命を延ばす成分が含まれています。
日本人が日々の食生活で多様な大豆食品を用いる習慣を持っているのは、偶然ではありません。近年の研究では、1日に400mlの豆乳を摂ることで、若い世代をますます脅かしている心血管疾患の最大の原因であるコレステロールを大きく減らせることが示されています。
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長生きするための日本人の食習慣の秘訣
3. 体に取り込む塩分量を減らす
1975年から、日本の厚生省は日々の食事における塩分量を減らす運動を展開してきました。これにより国民は、味噌汁を飲み過ぎないこと、麺を食べるときにスープを飲まないことなどを勧められています。体に取り込む塩分量を厳しく管理することは、心血管の問題を抱えるリスクの低減につながります。
日本人は、野菜と魚を多く取り入れたバランスのよい健康的な食生活を送っています。砂糖と塩分は控えめで、ファストフードや加工食品を避けます。これにより、糖尿病、肥満、心血管疾患などのリスクを下げています。
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長生きするための日本人の食習慣の秘訣
4. 食べ過ぎず、お茶をよく飲む
「腹八分」の文化とは、日本人が自らの食習慣を律することであり、「腹八分目に医者いらず(Hara hachi bunme ni isha irazu)」ということわざに表れています。これは「八分目まで食べれば、医者はいらない」という意味です。この文化のもとでは、食べる人はよりゆっくり食べ、「満腹の80%になるまで食べる」ことが求められます。
日本はお茶を愛する国としても知られ、最高峰の茶道が存在します。それは単に一杯のお茶を味わうだけでなく、一つの芸術を内に秘めたものです。日本人はとりわけ抹茶を好んで飲みます。抹茶は健康によい栄養素を多く含み、抗酸化物質が豊富で肌にもよく、寿命を延ばすのに役立ちます。
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長生きするための日本人の食習慣の秘訣
5. 日常的に運動する
毎日熱心にスポーツに取り組むことは、寿命を延ばすための日本人の習慣の一つです。これにより体の血行がよくなり、心臓や肺によく、免疫力が高まり、慢性疾患のリスクが下がり、ストレスも解消されます。
研究によれば、日本人は仕事の強度が高いため、身体活動は仕事からの重圧を取り除くよい手段となっています。こまめに歩くことやスポーツを楽しむことは、心血管疾患の予防、動脈硬化の防止、体内の毒素の排出において重要な役割を果たします。
6. 脳を日常的に鍛える
日本人のもう一つの長寿の秘訣は、頭脳を絶えず働かせ続けることです。日本人は常に自らの頭脳を鍛えており、これがこの特別な器官の衰えと停滞を防いでいます。
仕事で頭脳を鍛えるほか、日本人はチェス、将棋、数独などの知的なゲームによく親しんでいます。加えて、新しい言語や楽器を一つ学ぶことも、頭脳を鍛えるよい方法です。
7. 心臓の健康を守る
日本人は、冠動脈疾患、脳血管疾患、リウマチ性心疾患、その他の状態を含む心血管疾患の予防に対する意識を常に高めています。 具体的には、塩分を控えた食事と日常的な運動を実践し、あわせて心血管の健康によいオメガ3の摂取源として新鮮な魚を多く食べています。同時に、喫煙、加工食品の摂取、油分の多いファストフードの利用といった 悪い習慣を控えたり、やめたりしています。
8. 日常的に温かいお湯に入る
日本人の文化では、入浴の空間も入浴の形式も含め、入浴が非常に重んじられています。日本人はよく公衆浴場(銭湯)や温泉に出かけ、温かいお湯の中で心ゆくまでくつろぐとともに、血行を促し筋肉をほぐしています。日本人の約85%が湯船に浸かって一日を終え、日本の公衆浴場には毎日多くの人が訪れてにぎわっています。
17世紀にはすでに、日本人の医学的な記録の中で、温かいお湯に入ることが病気を防ぐ有効な方法であると述べられていました。現代科学もまた、鉱泉に浸かることがリウマチ、神経痛、皮膚の問題を癒やす療法であることを確認しています。さらに、日々の入浴の時間を使って瞑想することは、ストレスを抱えた人が心を落ち着かせる助けとなり、高血圧の方にもよいとされています。
以上が、日本人を世界で最も長生きする人々の一つにしている「日本人の健康長寿の11の秘訣」です。本記事を通じて、皆様がより健康的に暮らすために必要な知識を得ていただければ幸いです。
